天は自ら助くる者を助く

自分の好きなものに正直に生きていたい。

恐ろしい思考の癖

昔から優等生だった。

他人と競争させることが大好きな私立の小学校に入ったこともあり、常に競わされる。そこで別に闘志を燃やし続けなければ苦痛じゃないのかもしれないが、無意識に親を安心させらる優等生であることを求め続けた。結果、大学に入って何事にも無気力になるわけだが。

何かを成し遂げなければならない、何か肩書がなければ意味がない、資格がなければならない。これらに拘らなくても大丈夫、と頭では分かっているつもりでも、何もない自分が嫌で新たなものに手を出しては上手くいかず、空回りして、疲弊する。特に今の時代、SNSなどが発達していて、普通に生きていれば知りえない立派な肩書を持つ人を多く目にする。自分には何も関係のない人だとはわかっていながらも、やっぱり何もない自分と比較してしまう。不幸な癖である。

 

バイトだと嘘をついて外出し、最寄りのターミナル駅をほっつき歩くのは虚しさもあった。あったかくておいしいご飯を求めていないと言えば大嘘になる。けれど、一度ついた嘘を取り繕うほど見っともないことはないから意地でも普段バイトが終わる時間まで帰らなかった。

22時までやっている本屋さんでいい出会いがあった。今日発売の毒親持ちの女の人のエッセイ本だ。

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立ち読みで3分の1くらいは読んだ。本当はやっちゃいけないことだがなんせお金がないから許してほしい。

中高一貫校の女子校という点や、母親がヒステリックな点はうちとそっくりだった。早乙女さんは父親も暴力的だったが、うちは無機質な部分は異なっていたが。最初は兄弟仲がいいが、大きくなるにつれてお互いに余裕がなくなり、やがて理解者でなくなるという部分は共感した。

本屋の前に、英会話に行った。昨日は品川駅まで出たものの、どうしても行く気力がわかず今日に振り替えた。1コマキャンセル待ちで結局受けられなかったが、今の精神状態には都合がよかった。外人で一見スタイルもよくてかっこいいが、髪の毛が少々ボサボサで多分この人普段はひも気質なんだろうなと勝手に思いながら、レッスンを受けた。3人のクラスだったが、他の人たちが全く発言しないものだから、必死で私が率先して答えた。そしたら授業終わりにヒモ外国人に「good job! Maruko!(←私の名前)」って褒めてもらえてこんなんでイケメンに褒めてもらえるんだ、とちょっと浮かれた気分になりながら教室の入った駅ビルを去った。今日はレッスン行ってよかった。

時系列めちゃくちゃだけど、このレッスンの後、ブックオフに行って、浪費図鑑を買った。ずっと気になってたから大事に読むことにしよう。

 

傍から見たらしょうもない一日だけど、ちょっとずつ前進してる、そんな気持ちになれた一日でした。あ、大学のカウンセリングルームに電話して、明後日予約を取りました。あと、継続的な人づきあいが出来ないなら、派遣のバイトで食い繋ぐのはどうだろう…とぼんやりとお風呂で考えていました。少しずつ、状況を変えていこう。